OWL-ARデモンストレーション
2022年7月27日(水)
久しぶりの更新となります。
7月20日(水曜)、酒田市大沢コミュニティセンターでOWLの新技術「OWL-AR」(仮称)のデモンストレーションが行われました。
参加者は前日現場デモを含め総計44名。消毒・換気やグループごとの現場移動等、感染症対策を徹底した上での開催となりました。
(アドイン研究所による発表風景)
はじめに、OWL開発メーカーのアドイン研究所様より、OWLの性能やアルゴリズムについて発表がありました。
プログラムについての専門用語が多く、内容もかなり難しいため、参加者の表情はマチマチ(笑)
40分にわたるARについての説明も終わり、最後に設けられた質疑応答。
参加者3名から様々な質問をいただき、メーカーさんも熱心に回答されていました。
(鳥海フォレストによる発表風景)
続いては、弊社による事例発表です。今回はOWLユーザーの立場として、「新しい林業、はじまる。」のキャッチコピーのもと、OWL-ARの可能性について発表しました。
弊社はこれまで延べ100haを超える人工林計測を行い、取得したデータを基に森林所有者への施業提案を行っています。
蓄積された情報は、次回調査の省力化・森林資源量の証明・目標林型への誘導等、さまざまな活用法が見込まれます。
間伐においては、提案どおりの仕事というのはなかなかできません。かかり木の発生や作業道のルート変更によって、伐採木はガラッと変わってしまいます。そのたびに所有者の承諾を取り付けて計画の変更…では作業の効率化に支障をきたします。
OWL-ARは、そのような問題を解決し、所有者にとっては「森林の見える化」、作業者にとっては「仕事の見える化」、プランナーにとっては「在庫の見える化」が実現します。
(対象木へのナビゲーション画面)
質疑応答ではどんな質問が飛んでくるのか期待していましたが、まさかの質問ゼロ(汗)
あまりの突拍子のない事業構想だけに、何を聞いてよいかわからなかったのかな?と勝手に納得しています(笑)
昼食後、グループごとに現場へと移動。実際のARを体験していただきました。
(ゴーグルを装着。周りの立木にラベルが表示されます)
(ゴーグルで実際に見えている光景については、PCにて共有可能)
(OWLコーナーも大盛況!)
参加者の皆様の声で多かったのは
「すごい!」
「やばい!」
「絶対流行る!」
「ちょっと見えづらい!」
率直なご感想、ありがとうございました。(笑)
様々な立場から多くのご意見をいただき、製品化、実用化に向けてかなりの手ごたえを感じた有意義な1日でした。
※デモンストレーション時に配布した資料や公開内容について興味のある方は、弊社までご相談ください。
(事業体名、担当者名、連絡先をご記入の上、弊社メールアドレスへ送信願います。)