最上町にて研修会
2022年1月19日(水)
1月13日(木曜)
今シーズン1番の豪雪の中、山形県最上町へ。
「3D地上レーザーを活用した施業提案書の作成について」というテーマにて研修会の講師を務めさせていただきました。
弊社では令和元年より3D地上レーザーOWL(アウル)を導入し、森林の現況にあった施業提案を推進しています。
今回の研修では、実際に計測した最上町富沢地区内の立木データを基に、森林所有者への施業提案書(見積書)と図面を作成しました。
(森林計測については、昨夏に最上町内の林業事業体様よりお声がけいただき、山形県伐採・造林事業者連携支援事業費補助金を活用して11月下旬に実施しました。)
今回の講習では、全立木の中から間伐対象木を抽出し、想定搬出材積で見積額を計算してみました。
実際の数字だけを参考にしたところ、3か所中1か所の見積について数千円の赤字に!(汗)
その場で解析してみたところ、間伐率22%に対して材積率16%という結果で、枯損木中心の選木によるものだと判明しました。
不慣れな説明で恐縮でしたが、参加者の皆様からも多くの質問やご意見を頂戴し、大変勉強になりました。
※先月発刊されたフォレストジャーナルvol.10号 森林をうごかすSCM(サプライチェーン・マネジメント)のコーナーで、弊社の活動が紹介されました!(無料会員登録で読むことができます)