住宅内での熱中症にご注意ください。

 暑い日が続いております。お盆休みの疲れも重なり、体調崩されてませんでしょうか。毎日毎日、気温のニュースが多くトップニュースはほとんど猛暑の話題です。

今日のお昼のニュースを見ていて驚いた事があります。内容は熱中症などの緊急搬送の数が平成27年以降で最多という話題で、年代別の統計はよく見るのですが、場所別のデータが出ておりました。

期間に県内で緊急搬送された方が763人のうち、「住居」での搬送が364人で最も多いとの事でした。次に屋外の共用スペース・路上と続きます。屋外での搬送が一番だろうと思っていたので、約半数が住居内での発生ということに正直驚きました。

こまめなエアコンの使用が勧められてますが、エアコンが壊れているのをそのままにしたり、そもそもエアコンを取り付けていなかったり、使えない理由はあるようです。少し前までは、贅沢品の印象がありましたが現在は生活を守る必需品であるという事が分かります。不要な外出は避けても家の中が35℃にもなれば、もう外に居るのと変わりません。

 この記事を読んで頂いた方々には、ぜひご自分のまわりにそういった住環境に住む方が居る場合、一声かけて下さい。ご親戚、特に若い人がいない世帯であると、長年住んで来たこともあり「エアコンなんていらない」という方も居ます。今の暑さが、今までとは違うことをニュースは示してくれています。他人事と思わずに、自分も親戚の家に行った際、声掛けしています。

”冬の寒さ” ”夏の暑さ”も両方大敵です。しかもそれは、住居内の話です。(冬は住居内で亡くなる方の数が交通事故で亡くなるより数倍多いというデータもあります)

みんなで協力して、声掛けてこの猛暑を乗り切りましょう!