住まいを考え始めた方へ
2024年2月1日(木) | カテゴリー:ブログ
2024年が始まり1か月が過ぎました。新しい年が始まり、そろそろ家を建てたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
ほとんどの人にとって家づくりは初めてで、わからなくて当然です。
家づくりは何から始めればいいの?
何から決めなければならないの?
いつからお金を準備しなければならないの?
など様々な疑問があります。ご要望も10人10色ですから、お客様の状況によっても進め方は変わります。ご夫婦間でも、意見違うのは当たり前ですよね。
各業者さんによっても進め方は違いますしお金のかかり方も違いますので今回「現代民家」での代表的な進め方をご紹介します。
※今回のブログは、リフォームは含めずあくまで新築の場合とします。
・どこで、どう暮らすのか
家を建てるには土地が必要です。建売住宅というのは、基本的にその土地に建っている又は建てる建物が決まっている事を言います。当社の場合は建売住宅はやっておりませんので、必ず建てる土地を探す作業が必要となるわけです。
■土地を購入する場合
まずお客様の希望の土地や学区をお聞きします。どこで暮らすのか、どんな暮らしがしたいのかをお聞きしながら探します。同時に間取りの要望も伺いながら、その建物が建築可能な土地を探します。ご案内して気に入りそうな土地がありましたら、そこで一度プランニングいたします。
■所有地に建てる、親の土地に建てるなどの場合
土地の現地調査を行います。解体費用はどれ位かかるのか。建築可能か、現状不可能な場合どのような手続きが必要かをお調べし、ご説明致します。上下水道が引き込まれていなかったり、抵当権が付いていたり。様々と専門的な用語が出て来ますが、わかりやすくご説明します。同じようにプランをして見積もりをします。
間取りに関してはしっかり固まっていなくても大丈夫です。「畳が欲しい」「ランドリーが欲しい」「対面キッチンじゃない方がいい」などアバウトなご要望でもけっこうです。絶対条件として譲れなかった事が、最終的には変わる事もあります。 何度か修正していく中で自分たちの間取りが見えてくると思います。
ここまでの【土地に当てはめて、プラン・見積もりを出す】までは、当社では費用は掛かりません。
・重要なのは「建てる意思・気持ち」
このような流れでご提案した後に、実はご両親との話合いがまだだったり・実は建てるのに反対だったり,,,という事が時々あります。まず業者に相談する前に、その辺りはしっかりと家族内でお話しをされた方が後にスムーズに進みます。どんなに気に入った土地に希望の家をプランしても、その話し合いが終わってないとストップしてしまうからです。一緒に住まなくとも、お家についてご両親の経験からアドバイス頂けると色々と見えてくると思います。
下のお客様は、最初の見学から、旦那様のご両親・祖父母・一緒に住む事になるお嫁さん、全員で来てくれました。写真はお引き渡し時、説明を皆で聞いている様子。本当に良い光景です。
・お金の準備の仕方
■銀行の仮審査をする
多くの人は銀行にお金を借り入れをして建てます。自分たちがどれくらい借り入れが可能か、どのような建物が建てられるのかを知る為に仮審査をおすすめします。仮審査は、建てる土地・建物が決まっていなくても受ける事ができます。
※仮審査をするとその業者で建てなければならないのかと聞かれた事がありますが、そのような事はございません。また当社にプラン見積もりを頼んだ場合、必ず仮審査をしなければならないという事もございません。
また頭金といって借入れ資金の何割かを頭金として準備するという事がありますが、最近はかかる費用全額借りる方が多いです。頭金があれば借入れに有利だったり、条件が良くなったり等ありますが現状として借り入れが可能な場合は無理して頭金を出さず、金利が低い今は全部借入れするという方が多いです。アパート代や、引っ越し代、家具など他にも費用がかかるのでそちらに使うと良いでしょう。
・業者の選定
このような流れでご提案させて頂きます。もちろん候補になるのは一社だけとは限りませんから、ご興味ある数社に聞くのも良いでしょう。
その際注意が必要なのは、全く異なる特徴の業者をまたいで相談しない事。全国的な大手メーカーか地元の企業か・建売を得意とするのか注文住宅なのか・ローコスト系メーカーか、その辺りを混ぜて考えるとなかなか大変です。
もし間取りや金額・借り入れ等が全てうまく行き、現代民家に依頼したいという意思が固まれば次のステップへ進みます。
その後の流れはというと…
・設計契約を交わす(ここで初めて料金がかかります)
・正式な設計図・見積書を出し工事の請負契約を交わす
・銀行へ本申し込みをする
・契約金、諸費用などを支払う(自己資金からだったり、借り入れからだったりします)
・確認申請など必要な準備・手続きを済ませる 近隣挨拶・建替えの場合は仮アパートへ引っ越し
・着工
最初の「設計契約」から「着工」までは、約2~3ヶ月ほどかかります。
また着工してからお引き渡しまでは、規模や土地の状況にもよりますが、4ヶ月~5ヶ月ほどかかります。
「建てたい」気持ちはありながら具体的に動かず何年も月日が経っている方、結構いらっしゃいます。
一度見積もりを取れば、もうそこで決めなければならないのか・必ず建てなければならないのか。そんな事は全くございません。そのように強引に勧めても家づくりは上手く行きません。
まずは皆さんが方がお考えの夢・理想を一歩前に進める。それが実現できそうなら、もっと前に進んでいく。その位の気持ちで、ぜひお気軽にご相談ください。
展示場への見学・ご相談、お待ちしております。