住宅省エネ2024の速報が出ています

2023年12月12日（火） | カテゴリー：ブログ

国が推し進める、来年度の補助金の情報が出始めています。単年度ではなく数年間継続して補助事業をやる事を公言しており今年度に引き続き、大きな話題となっています。

↑こちらは②の窓リノベの速報（出典：LIXIL）

様々な条件がありますが、当社に関わるのは大きく２つあります。

①子育てエコホーム

子育て世帯・若夫婦世帯による質の高い新築住宅の取得や住宅の省エネ改修に対して補助金を出す

補助金…新築は80万円から100万円、リフォームは、最大20万円、条件により60万円

②先進的窓リノベ　名称は変更になる可能性あり

既存住宅における断熱窓への改修に対して補助金を出す

補助金…５万円から200万円まで

このような補助金の背景には、2050年カーボンニュートラルの実現へ向けた「家庭（住宅）部門」の省エネ化が喫緊の課題である事が挙げられます。住宅から排出されるエネルギーはかなり莫大で、世界的に見ても住宅の断熱化は遅れています。

当社もこの動きに賛同し、事業者登録を昨年行い2024年も引き続き継続します。※事業者登録された、業者で新築・リフォームをしなければこの補助金は使えません。

以下に、今年度利用できた補助金の一例をご紹介します。実際の例ですので、参考になるかと思います。

①窓数か所の断熱化

既存の窓の内側に窓をつけ、二重窓の様にする。（内窓設置）各2ヶ所の窓×２部屋、合計4窓の工事。

全体で３３万円の工事に対し、２２万円の補助金が出ました。実質１１万円で工事できたことになります。２つの部屋共、暖かさが今までとは全く違うようです。

②建物全体のフルリフォーム

窓だけではなく、建物全体の改修をしました。窓サッシ以外のリフォームの部分には、「こどもエコ住まい」というものが適用になり、子育て世帯ではないこちらのお客様も補助金をもらう事ができました。リフォームに関しては子育てや若夫婦などの世帯要件はありませんでした。窓リノベも含め約145万円ほどの補助金が出ています。工事全体の費用の内訳から見ますと、高性能の窓がほぼ無料で入ったという事になります。

来年以降、新築・リフォームをお考えの方、現在国は本気で住宅の省エネ化を進めているという事を念頭に置いてもらい、補助金など使えるものは利用しながら建てられるとよろしいかと思います。当社にもぜひご相談ください。

③子育て世帯の新築

ZEHレベルの建物を建て、100万円の補助金が出ました。その他に県・市町村の補助金も活用しています。月々のの返済にも助かります。