畳のある暮らし

 こんにちは。すっかりと秋めいて、朝晩は寒いですね。そろそろ暖房をつける方もいらっしゃるのではないでしょうか。食欲の秋・読書の秋、みなさんは何の秋を楽しみにしてますか?芋煮食べましたか?私は衣替えのこの時期ですから、洋服の入れ替えも含めて片付けの秋にしたいですね。窓を開けて掃除するには良い季節です。


 さて今回のテーマは『畳のある暮らし』です。皆さんのお家には畳はありますか?おそらく昔ながらのお家にお住まいの方や、標準的なアパートなどには一室設けられているのではないでしょうか。

当社は注文住宅ですので畳があるお家、無いお家両方あります。ある場合ですと、仏間としての和室・お客様を通したり泊まらせたりする為の客間・ゴロンと横になる為の空間・赤ちゃんを寝かせたりするための部屋、用途は様々あります。

畳が必要かどうかを考える時、畳=和室というイメージがあるかもしれませんが決してそうとは限りません。もちろん完全に和室が必要である方もいらっしゃいますが、「タタミコーナー」としてLDKの一画に設けるパターン多いです。畳の部屋を一室設けるとなると今の若い方には馴染み無いかもしれませんが、リビングの一画にあるだけでもまた雰囲気が違いますのでぜひ間取りを考える際に参考にしてみて下さい。

様々な実例がありますので、ご紹介します。

畳自体は一畳or半畳、ヘリがありor無し、い草or和紙などがあります。お客様のイメージに合わせて選んで頂きます。


■展示場

改装後、なかなかカッコいい畳の空間になりました。LDKの一画に約3帖のスペースがあります。横になる空間、赤ちゃんの為の空間としても使えるのではないでしょうか。

 

 

■仏間、客間としての和室

本格的な和室で親戚やご近所様をお迎えをする場所になります。6帖から8帖が一般的です。旧家の欄間飾りや、柱・建具を再利用する事も多いです。また建具は職人さんが作る造作建具を採用し、その場所の為だけに作った逸品になります。使い込んでいくとだんだん味が出て良い感じになります。

 

■寝室

「寝室にも畳を」というご希望もあります。ベッドを利用する方でも畳をご希望されます。

 

■リビング

LDKの中でもリビング部分は畳が良いというご希望でした。全てフローリングにこだわる必要は全くありません。桜並木も見え、落ち着く空間になりました。

 

■小上りスペース

ちょこんと腰掛けられる小上りも人気です。リビングの一画に設ける事で、一緒の空間としても別の空間としてもとらえる事ができます。洗濯物を畳んだり、冬物は下に収納したり色んな使い方ができますよね。ひな人形などを飾るのにも適しています。

 

 

■リフォームの例

リフォームの場合、神仏の位置や方角はそのままに考えます。二間続きだった和室を一室残し、もう一室は居間と一緒にしてLDKとする事が多いです。ご先祖様も、こんなリフォームなら喜んでくれるでしょう。

 

畳が少なくなっている現在ですが、当社の場合、3帖から4.5帖、6帖と様々な広さで設ける事が多いです。世代によって感覚はバラバラですが、畳を取り入れる事になれば迷わずみなさん利用すると思います。お世話になっております「たたみの小池」さんのHPもぜひご覧ください。

住まいのご相談、ぜひお待ちしております!

 

 

こども本の森  遠野