造作の建具が入りました
2020年9月26日(土) | カテゴリー:ブログ
東大町の現場では、来週の内覧会へ向け仕上げも最終段階。ほぼ住むことができるような状態になりました。
内装が終わると、照明などの器具付け・キッチン、トイレなどの住設関係の設置、エアコンなどの設置などの工程がありその後クリーニング・網戸取り付け・送電の準備などがあります。
先日は建具が入りました。こちらは全て建具屋さんに作って頂きました。「建具」とは部屋間の間仕切りや棚に付いた扉の事をいい、ドア・引き戸・開き戸・引違いなど総称して建具と呼んでます。
素材や金物を吟味し計算して作られたものは、既製品とはまた違う表情を出します。どんな計算をしているかと言いますと重さや操作のしやすさ、本物の木を使っているので反りなども細かく計算し作ってくれています。もちろんデザインも自由。キッチンや家具と同様、直接見えるものになります。職人の技が光ります。
毎日開け閉めするものですし、メンテナンスも必要ですから造作品と既製品を適材適所使い分けると良いと思います。
明りを通すリビングに入る建具。乳半のアクリルを採用しました。夜はリビングの明りが玄関に入りますので暗くないです。枠はタモ材です。枠に手かけの溝が彫られています。
施主様が選んだガラス・取手・錠で作ってもらいました。面材は天井の仕上げと同じシナベニヤ。蝶番も、合わせて黒にしてくれました。トイレの明かりがモヤっとしててかわいいです。
玄関の靴棚。面材はポリ化粧合板。タモのしゃくりの手掛けで開きます。ソフトクローズの蝶番を使ってくれました。ちなみに中の段は、金具により高さが変えられます。小さいお子様の靴・女性のブーツ・革靴など異なる高さに対応できます。
階段のクロスと合わせた階段下収納の開き戸。通り道なので、取っ手もシンプルに。
洗面台からお化粧カウンターまでを映す大きな鏡も造作です。既製品ですとなかなか合ったサイズがなく、作ってもらいました。朝の混雑時、特に使いやすそうです。
実際に見て触れて頂くと、良さを実感すると思います。こちらは内覧会の予定がございますのでぜひご興味ある方ぜひ足をお運びください。