続編3 内装について(築150年の古民家再生)

150年の古民家再生工事も順調に進み、内装工事中です

床材についてご紹介いたします。

 

縁側に使用する床材は、以前住んでいた家の床材でまさに150年前の無垢の床材であります。解体する時に捨ててしまうにはもったいなく思い、丁寧にはずしてそれをカンナできれいに加工をしたものです。材質は松材だと思いますが、加工して思ったことですが、「これは本物の材料だからこそ150年経過しても大丈夫」 

仕上げは後で塗装をして着色して更に磨きをかけます

これが現在のような集成材の合板だったら、再利用どころか多分30年も持てば良いほうでしょう。

縁側以外の各居室は、当社の標準仕様のサクラの無垢材で仕上げをしています。

切り口を見れば本物の無垢材というのがわかると思います

分かりにくいですが、上の写真が150年前の床材(完成したら全体をアップします)

下の写真がサクラのフローリングです。

★ 張り方は、厚さが12ミリの下地材を捨て張りして、その上にフローリングを張ります。(2重張りです)


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