木造(無垢材へのこだわり)
世界最古の木造建築物として、法隆寺があります。調査によると使われた材料は主に檜と杉ですが、なんと年輪を調べると伐採されたのは685年頃、実に1300年以上経過している事になります。
木(無垢材)は乾燥などの一定の条件がそろえば、このように驚くほどの耐用年数があります。
私共現代民家の建築物は、そのような無垢材にこだわり、財産としての価値をいつまでも残して孫子の代までも「安心して使える住まい造り」に徹底してこだわります。
もうひとつのこだわりは、木材の耐久性を上げる為の断熱環境として、外張り断熱工法にこだわります。
法隆寺が長年耐えているのは、常に空気に木材が触れ、そしていつも乾燥しているからです。壁の中に断熱材を無理やり詰め込んで、木材が空気に触れる事ができないようにする工法には疑問を持ちます。
外張り断熱工法は、柱の外側に断熱材を張る為に、壁の中は空洞になっています。その為に常に木材が空気に触れて呼吸をすることができるから、結果として住宅の耐久性がアップすることになります。
今後もこういう事に、「こだわった住まい」を造っていきます。
写真は当社で使用している材料で、檜、ヒバ、杉の無垢材でございます。 ★檜とヒバは土台に使用。★杉は柱に使用