酒田市天神堂にあるお家。現在のお家の半分を残し、半分を解体して新築しました。新築部分は、以前より5.5坪狭いので「減築リフォーム」となります。
工事前
赤い屋根の平屋部分を解体・新築します。
以前もリフォームされていて「半分はまだ新しく、もう半分は古い」状態だったようです。
以前の間取り—-和室12帖・和室8帖・和室6帖・寝室6帖×2・収納・縁側
新しい間取り—-和室10帖・納戸6帖・寝室8帖・収納・廊下
また神棚・お仏壇などは、今お使いの物のサイズをお聞きして間取りに取り入れていきます。これは建替えの場合も同様です。新居で使う予定の物などは、お聞きして間取りを作ります。注文住宅だからできる事ですね。
和室
新しい和室です。10帖と6帖の和室がふた間続きになりました。畳・壁など新しくなり、住んでる方も来客された方も気持ちの良い空間となるでしょう。
二枚の写真の中には、前のお家で使っていたものが二つあります。皆さん、どの部分かわかりますか?
正解は上の写真の、床の間の柱と仏壇スペースの模様入りのガラスの建具(扉)です。どちらもピカピカではありますが、長く使用されてきた味わいがあります。
当社はこのように、旧家の素材や建具を再利用する事を得意としています。それは、大工さんは全て手作業であり、扉の枠などに一切既製品を使用しないからこそ実現できることです。
天井も雰囲気を変え、和紙のようなクロスと板張りとを組み合わせました。
寝室
以前は6帖の寝室が離れて二つありましたが、今回8帖一部屋にしました。6帖が二つあっても使いにくく、片方だけでは狭いという問題もこれで解決しました。このような悩みをお持ちの方もかなりいらっしゃるんじゃないでしょうか。
1畳半のクローゼットもありますので収納充分です。(1畳半とは約90㎝×270㎝のスペースです)
以前の平屋の部分がこのように生まれ変わりました。
残した半分(二階建て)とのつながり
真ん中のコンクリートにはテラスを設置するようです。楽しみですね!
現在のお家との取り合いを大切にし、より使いやすく快適に住んでいただくのがリフォームの目的です。こちらのお家ではもともと引き戸が多かったので、バリアフリーの面からもこれから永く住んでいただけるお家になりました。
こちらのお家の様に「少し前にリフォームして半分は新しいが、残り半分は古い」というお悩みをお持ちの方は、かなり多いと思われます。実際そのようなご相談も増え、当社ではリフォーム実績もたくさんあります。ぜひ一度、ご相談ください。
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