旧家屋を丁寧に解体し、梁材等を加工し直し、新築の各所にアクセントとして利用しています。玄関ホール・リビング・ダイニングキッチンに古材を再利用している他に、玄関の式台や外柱の石場石にも思い出の残る材料を使って仕上げています。新しい材料と古い材料を上手く融合させて表現した、現代民家の大型和風住宅です。
主な仕様
リビング
旧宅で使われていた230年程前の古材の梁をリビングにあしらいました。力強さを感じる、迫力ある仕上がりになりました。
玄関
玄関は、凝った趣向の竿縁天井や、造り付けの下駄箱等、素材も造りも魅力満点。
天井
井桁の形に組んだ梁が印象的です。
式台
ホールと同系色に仕上げられた欅の式台は、施主が大切に保存していた部材です。
ガラス戸
ダイニングの3本引きのガラス戸は、階段横の戸袋に収納出来る仕組みです。
ダイニング・キッチン
旧宅の年代物の梁材を利用して、木組みの面白さを新築のDKに表現してみました。
キッチン
キッチンには造り付けの食器棚や階段下利用の食品庫などが重宝します。
外柱
外柱には石場石を採用してみました。
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