いま住宅の断熱性などに関する『省エネ基準』が変わろうとしています。よく聞かれる『次世代省エネ基準』は1999年(H11年)の基準で、今となってはもう古い基準なのです・・。内容的には今まであった『Q値』で表していた性能の計算方法が変わったりします。あわせて『低炭素住宅』の認定制度も始まり、これは基準に対して一次エネルギー消費量が▲10%以上となる事などの認定要件が設けられています。
これらの基準は義務ではありませんが、国の計画として2020年には標準的な新築住宅でゼロ・エネルギー住宅、2030年には新築住宅の平均でゼロ・エネルギー住宅を実現するという目標が掲げられています。もはや断熱・遮熱性のベースは現状の『次世代省エネ基準』以上が求められているのです。
現代民家では『次世代省エネ基準』はすでに標準ですので、これからの基準にも順次対応していく予定です。