この住まいは、凝りに凝った注文住宅です。まず、梁あらわしに古材を使い、通常はそのまま使う無垢の腰板やフローリングを黒く塗り、レトロな雰囲気の電灯や、襖紙一枚にもこだわりを持って仕上げています。一階の外壁には本物の板を使い(内部を防火仕様)アプローチには敷き瓦を埋め込み、ポーチを玉砂利の洗い出し仕上げにする等、国内外にこだわらず、海外からも陶器を取り寄せる等、注文住宅ならではの自由な発想の住まいに仕上がっています。
主な仕様
襖の開き戸
手づくり建具のひとつ、襖の開き戸には、施主のリクエストに応え、取り寄せした襖紙を使って作製されました。
天井
古材を有効利用して飾り的な役割りとして施工しています。
和室
独特の雰囲気を持った和室には、無垢の腰板も施工されています。
キッチン
畳敷きの小上がりが、リビングダイニングの役割を担っていますので、隣接したキッチンには、食器の出し入れにも便利な小窓を設置しています。また、小窓は、食事等の支度中にもテレビが見れる位置でもあり、家族との会話の窓口でもあります。
システムキッチン
システムキッチンはIHヒーターの最新の設備機器ですが、ここもモノトーンでスッキリと仕上がっています。
トイレ
トイレには、最新洋便器の隣に、アジアンテイストな外国製の陶器の手洗い器を設置。
照明
各所照明には、施主好みの個性溢れる器具を取付けています。
FIX窓
玄関ポーチの格子の奥には、お月様の様な丸いFIX窓を採用しました。灯りが点れば、落ち着いた風情の和風の魅力を味わえます。
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