2008年 08月 27日
通気胴縁の上に貼り付けたリブラス(金網)の上に、
軽量モルタルを塗ってスタッコラストの下地を作って行く。
モルタル下地は二度塗りで厚さ20mmを形成していく。
見てのとおり、リブラス一個一個の網目に深さと角度があり、
塗りつけたモルタルが剥離しにくいように出来ているのが特徴だ。
簡単そうに見えるモルタル塗り。
私も一度挑戦したことがあるが、これが中々難しい。
左官屋さんに早々にコテを取り上げられてしまい、
くどくどとプロの教えを聞かされたことを覚えている。
なんでも、微妙なコテの押さえ加減や角度が素人には
難しいんだと言う。
何十年とやってきて、磨き上げた技には強烈なプロ根性を
感じさせられる。