2008年 10月 26日

2008年 10月 26日

完成見学会でたまに聞かれることに、
「輸入住宅ってどういうものかですか?」がある。
まさか箱ごと輸入できるわけはないのだから、
材料を輸入して現地で組み立てるのか、その材料は何か、どういう工法なのか、
恐らくはこういった疑問なのかも知れない。
私も深くは聞かないが、説明としては、以下のように答えるようにしている。
「主に構造材やサッシ、ドア、床材、内装材などを北米より輸入し、日本の暮らしに
適した生活スタイルに合わせた間取りや外観を、北米で生まれたツーバイフォー
工法にて提供しております。優れた外観デザインとインテリアが特徴です。
但し、水廻りの設備機器などはメンテナンス上、日本製を使用することが多いです。」

海外で生産された家全体のパーツを全てバラで取り寄せ、現地で組み立てている
ような感覚をぼんやりとお持ちの方が多いのではないかと思う。
日本向けにアレンジしなければ、そのままでは生活できない部分がいくつかある。
例えば、アメリカでは家の中でも靴のままの生活だし、浴室とトイレが1室になって
いたり、家全体の面積もでかい。
大きな違いがもう一つある。
日本製の家は、工場で製造塗装された部材を組み立てる感覚だが、
アメリカ製は、工場生産された部材を利用して現場で造り、そのものに現場で
塗装する、いわゆるDIY感覚が強いということがある。
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