プロとしての自覚
当社の鉄筋径は13mmと、この地域で建てられる一般的な住宅に使用されている
ものより太い。それに鉄筋間のピッチも狭い。他社と比べれば圧倒的に頑丈な構造になっている。
なぜこれ程の強さにこだわっているかと言えば、積雪荷重等を十分に考慮に入れ、
二階建て木造住宅とは言え、構造計算を行っているからだ。
この鉄筋の太さとピッチを現場でご覧になると、施主様はもちろん、ご近所の方々、
関連メーカーの方でさえ驚かれる。
一番大変なのは、作業をしている左官屋さんかも知れない。
ぶっとい鉄筋を曲げては組み立て、曲げては組み立ての繰り返しで、
本数も多いとくれば、普通は泣きが入る。
案の定、昨日は左官屋さんがぶつぶつとぼやいていた。・・・「ごくろうさん、頑張って!」
と、もちろん顔では激励し、心の中では、「プロだったら泣き言は止めてくれ!」
といつもは辛口な思いに徹底している。
でもこの左官屋さん、何だかんだ言いながらも、最後にはきちっとまとめてくれる
ので非常に頼もしい。
私もプロの端くれ、普段はちょっとやそっとのことで根を上げたりしない。
出来て当たり前がプロだと常々思っている。
出来ないなら、プロの仕事は続けるべきではない。
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