2006年 09月 29日
今回の見学会にお越し頂いたお客様とお話ししてみて気づいたことの一つに、ツーバイフォー工法に強く関心をお持ちな方が多かった事がある。新潟中越地震の余韻覚めやらぬのか、耐震偽装問題に刺激されて敏感になっているのか、高い買物だから当然と言えば当然である。
外国人の抱く「日本人の印象」というものを先日の新聞で取り上げていたが、これが中々面白かった。「日本人」というのは、周りの皆がやっていれば私もやってみる、皆が買っているものは私も買ってみる、つまり「皆が渡れば怖くない」的発想をする人種として見らている。つまり、何をか言わんとしているのか。
住宅の工法一つ見ても、周りの皆が建てている在来工法が一番と決め付けている「日本人」はまだまだ多く、ツーバイフォー工法に感心すら持たない人が圧倒的かもしれない。先入観をなくして、「日本人」の殻から抜け出す勇気を持って貰いたいものである。
当社では在来工法で建てた実績もあるし、決して在来工法を否定している訳ではない。在来(軸組み)工法にはそれなりの利点はあるし、軸組み工法主体のメーカーや大工さんと論争する気もさらさら無い。しかし、ツーバイフォー工法の凄さをもう少しグローバルな視点に立って見ていただきたいと思う。世界的に通用する工法が日本にマッチしないはずがないからである。
ツーバイフォー工法に少しでも興味をお持ちの方には、実際の建築現場を見ていただくことをお薦めしたい。地震、台風に強い仕組みに納得されることと思う。
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