2008年 03月 11日

2008年 03月 11日

福田総理が推進する「200年住宅」が、最近、閣議決定されたようだ。
難しく言うなら、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律案」のことである。
日本の住宅寿命は欧米と比較すると、あまりにも違いが大き過ぎる。
住宅の寿命は日本が30年。アメリカが100年。イギリスにおいては140年と言われている。
世界に誇る「長寿国」の日本は、家においては、なぜか短命なのである。
気候的な違いはあるにしても、これだけの差が出ること自体に問題がある。
日本の神社・仏閣なら、100年以上経過している建物はいくらでもある。
住宅となると、極めて難しいのはなぜか?
湿気対策を万全にしていないから、シロアリにやられてしまう。
神社・仏閣は、床下をあれだけ空けて、風通しを良くしているではないか。
今までの在来工法では、30年しか持たないのが当然。
床下換気方法や外壁通気工法等をもっと積極的に取り入れるべきだったのである。
「長期優良住宅」について、
�@腐食の防止、地震に対する安全性の確保
�A住宅利用の状況変化に対応した構造・設備の変更が容易である事
�B維持保全を容易にするための措置
�C高齢者の利用上の安全性、省エネルギー性などについての措置が基準に適合するもの
 とされている。
正に住宅業界では、欧米住宅並みの耐久基準が必要となった訳である。
今こそ、住宅後進国日本は、100年以上住み継がれている欧米住宅に学ぶべき!
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