今日は朝から快晴に恵まれ、昨日の雨のために順延になった断熱材の充填
と床合板の貼り付けを行った。
厚さ８５ミリのカネライトインサーを丁寧に大引き間に入れて行く。

そして、端の方から２８ｍｍ合板をボンドと釘で千鳥状に貼って行く。（根太レス工法）

最後に、合板の上に撥水剤を塗って、雨養生が出来上がり！

晴れた日でないと、鋼製束を含めたこの工程を一気に仕上げることが難しくなる。
ツーバイフォー工法の場合、屋根が掛かるまで約２週間位掛かるため、
どうしても雨にさらされることがあるが、これが唯一工事中のデメリットになる。



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酒田市O様邸の建て方を今日から開始。
まずは、基礎天端の上に基礎パッキンを敷いてから土台を据え付けて行く。

基礎パッキンはＪＯＴＯのロングタイプ。

基礎アンカーボルトと土台の緊結はスクリューワッシャーをねじ込んで固定する。
全部で１００本以上とかなり多い。結構力が要るので大工さんは大変かも知れない。
　

座金と違い、見た目が大変綺麗だ。
土台の材料は栂（ツガ）と言って、建物の荷重を支えるに相応しい固さを持っている。
表面のホッチキス跡のような多数の穴は、シロアリ消毒材を注入した跡だ。
残材の断面を見ると、深さ５ミリ位に渡って薬が染み込んでいるのが分る。
明日は天気が良いので、床断熱材の充填と床合板の貼り付けをして、
その上から撥水剤を塗布して雨養生を仕上げる。



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ようやくベタ基礎が完成した。
左官屋さんご苦労様でした。

手前に見えるガレージ部分は、２台を仕切る垂直壁が無いため、
オーバースライダーが取付けになる袖壁はかなりごつくなっている。
これでも構造計算上、最小減にとどめている。

浴室の基礎内側にはアルミ箔を貼り付けた高性能遮熱断熱材を接着し、
浴室内の保温効果を高めている。

土間スラブ上には、各区画に特殊な水抜き栓を取り付けた。
工事中に溜まった雨水や、入居後に万が一床下に溜まった雨水を
排出できる。それと一番大事なのが、貫通部に細かいメッシュが
施されているため、シロアリの侵入もシャットアウトしてくれる。
このように、隠れてしまう部分にも積極的に最新の設備を使用し、
お客様に喜んでいただける家造りを徹底している。
完成したら見えなくなる部分こそ大事なんです！



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Ｏ様邸はベタ基礎スラブのコンクリート打設が終わり、
今日は立上りの型枠組みも完了した。

明日はコンクリートの打設。
ここのところ、新規のお客様との打ち合わせやら、プラン作成やら、
土地仲介の作業やらでバタバタしており、なかなかブログの更新が
できないでいる。考える時間が正直ない。
特にプラニングは考えている時間の方が長いので、気持ちの余裕がなくなる。
更新するにも、一応は頭の中で内容を真剣に考えている。
成り行き任せで書いてもしょうがないので、そこそこの時間は掛かる。
最近では、色んな方よりブログを読んでいるとのお声を頂戴するので、
ちょっと間が空くと、何かあったんじゃないかと心配されては困るんですが・・・。
これからも頑張って書き続けて行きます！



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今日は会社の設立記念日。
たった一人で、誰にも資金援助をお願いすることもなく、
何から何までの全てを、体一つで立ち上げたのが６年前。
今日で丸６年が経過したことになる。
ここまで来るまでに色んな失敗を経験し、それらを糧にして、精神的な部分では
かなり強くなった。もちろん、家造りについてはきちっとした理論武装が備わった。
営業、設計デザイン、現場管理、材料発注、アフターサービス、・・・・
これだけではない、経理面のこと、広告制作、etc.
全て自分でこなしてきた。夜遅くまでかかってもやり遂げてきた。
随分カッコイイ言い方になってしまったが、
何をおいても、家族の協力と支えがあったからこそ、
ここまで出来たのだと深く感謝している。
思い返せば、
集客力不足のため仕事に中々結び付かないで落ち込んでいる時、
また、資金繰りで苦しい時など、家族の精神的な支えがあったことこそが
何より嬉しかった。
今後の住宅業界は、先行きがどんよりとした曇り空だが、
今までの培ってきた経験が決して無駄になることはない事を肝に銘じて、
更なる精進をして行きたい。



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今朝の朝日新聞に、面白い調査結果が記事で取り上げられていたので
紹介したい。
サービス産業生産性協議会という何とも難しい調査機関が、
サービス関連業界の顧客満足度について、独自の指標を基に評価した
ランキングを発表している。
全国１０万人以上のアンケート調査を集計して、１００点満点で評価した
その順位は、
満足度１位は、東京ディズニーリゾート。・・・相変わらずの強さが引き立っている。
利用前の期待や実際の評価、再訪希望、等の評価が高いとなっている。
２位はＥＣカレント・・・家電ネット通販と言えばピンと来るかも知れない。
３位はあきんどスシロー・・・初めて聞いたが、すしチェーン店だそうだ。
以下の順位は、
４位　住信ＳＢＩネット銀行・・・あまり存じ上げない。
５位　シンガポール航空・・・ＴＶＣＭでも感じのいいシチュワ－デスを見かけます。
６位　ジャパネットたかた・・・あの社長のイメージが良いのかも。
７位　アマゾン・・・ご存じネットショップ。私も本やＣＤを良く購入します。
８位　ヤマト運輸・・・確かに運送業のイメージをガラッと変えてくれました。
９位　楽天トラベル・・・出張や旅行にと使うと便利です。
１０位　じゃらん・・・国内旅行の強い味方です。
上位５０社の内、１１社が通販業界が占めているらしく、外出せずに「自宅楽しみ型」
の傾向が広がっているそうだ。
サービス業のイメージというと、人が前線に出て物（サービス）を売る形態のように
思えるが、人に会わなくても今や物やサービスを簡単に得られる時代なんだなと
つくづく思う。それでいて満足度も高い。
家もその内、営業マンなんか存在しなくても商売ができる時代が来るんじゃないか
と感じてしまう。
当社においても、「ウィンテックハウス」に代理店登録しているが、インターネットで
家造りする、そんな画期的なシステムも出来上がりつつあるんです。
ただ、家造りの場合は、実際に見て触れてという行為が付きものだから、
全くのデジタルだけでは行かない部分もあるが、情報量の豊かさという面では
今後ますます必要不可欠な営業マンになってくれるはず。



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ベタ基礎のスラブ（底板）に使用する鉄筋は、
荷重がかかるスペースでは径１３ｍｍをピッチ１００ｍｍで配置する。
それだけ頑丈な構造になるということだ。

配筋が出来上がれば、検査機関（ＪＩＯ)の配筋検査が行われることに
なっている。
瑕疵保険対象の重要なポイントになるだけに、慎重に、そして確実に配筋して行く。
写真で、鉄筋の下に見えるのが防湿シート。
地中から上がってきた水蒸気が、防湿シートに結露となって張り付いているのが
分ると思う。



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当社の鉄筋径は１３ｍｍと、この地域で建てられる一般的な住宅に使用されている
ものより太い。それに鉄筋間のピッチも狭い。他社と比べれば圧倒的に頑丈な構造になっている。
なぜこれ程の強さにこだわっているかと言えば、積雪荷重等を十分に考慮に入れ、
二階建て木造住宅とは言え、構造計算を行っているからだ。
この鉄筋の太さとピッチを現場でご覧になると、施主様はもちろん、ご近所の方々、
関連メーカーの方でさえ驚かれる。
一番大変なのは、作業をしている左官屋さんかも知れない。
ぶっとい鉄筋を曲げては組み立て、曲げては組み立ての繰り返しで、
本数も多いとくれば、普通は泣きが入る。
案の定、昨日は左官屋さんがぶつぶつとぼやいていた。・・・「ごくろうさん、頑張って！」
と、もちろん顔では激励し、心の中では、「プロだったら泣き言は止めてくれ！」
といつもは辛口な思いに徹底している。
でもこの左官屋さん、何だかんだ言いながらも、最後にはきちっとまとめてくれる
ので非常に頼もしい。
私もプロの端くれ、普段はちょっとやそっとのことで根を上げたりしない。
出来て当たり前がプロだと常々思っている。
出来ないなら、プロの仕事は続けるべきではない。



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砕石の上から土壌消毒が終わると、防湿シートを基礎全体に被せる。
地中の湿気が建物本体まで上がらないように食い止める目的がある。
いくらベタ基礎とは言っても、コンクリート自体が湿気を含んでしまうからだ。
湿気を含んでしまったら、シロアリが寄って来る可能性がある。
防湿シートと土壌消毒の二つでシロアリ対策は万全だ。



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いきなり遺跡発掘現場のような写真が出てきましたが、当社のベタ基礎の裏側形状です。
地中梁工法と呼ばれる最強のベタ基礎は、分かりやすく言えば、コンクリートの
スラブ下に縦横に横切る梁が付いているということになります。
溝のように深く掘られている部分がその梁にあたる部分です。
このように、隠れて見えなくなる部分でも決して手を抜かない。
これこそが、当社で強く訴え続けるセールスポイントです。
デザイン面だけではなく、強度も大変重要なんです。

それと、シロアリ消毒は建物はもちろんですが、土壌にも施工します。
念には念を入れているということです。



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