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2009年 02月 25日

午前中に基礎屋さんと一緒にS様邸の土地レベルを測定。
土地の現況を把握するために、基準になるポイントを元にして、
各ポイント毎の高さを出してやる作業だ。
これは建物の基準高さを決める上での極めて重要な作業である。
土地にも色んな形状があり、まっ平らな土地ばかりではない。
窪んだ土地もあれば、傾斜した土地もある。
だから、建物以外にも土地に付帯する費用も見ておかなくては
ならない場合が往々にある。
計画建物の高さを設定するに当たり、一番厄介なのが
計画地と隣の敷地との間に段差がある場合の処理である。
これって結構あるパターン。特に既成住宅地では、ぽっかり空いていた
更地なんかに多い。
計画地が低い場合には、隣より低くて面白くないという建て主の心情的な
問題がある。盛り土すればお金が掛かるし、擁壁も必要になるかも知れない。
踏んだり蹴ったりである。
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2009年 02月 21日

まだぼんやりとしか見えてこない「長期優良住宅法」。
本当に必要とされているのかさえ疑問視される向きもあるようだ。
そもそも何故こんな法律が作られようとしているかと言えば、
福田元首相の200年住宅発言がある。それに、建築業界を
揺るがしたあの耐震疑惑が背景にあると思う。
大体が、こんなことに気づくこと自体、遅すぎるのであって、
欧米では元々が100年以上住み継がれている家が当たり前。
工法も去ることながら、行き届いたメンテナンスが家を長く持たせている。
日本製の車や電化製品は世界一流なのに、アメリカ人は日本の家は
もちろんのこと、住宅建材すら買おうとしません。30年足らずで建て替え
してしまう高級仮設住宅と呼ばれているらしい。
家を建てたら曾孫の代まで住み継がれていく価値観の違い。
長期優良住宅に対する消費者の反応は様々。
日本の家は、性能とコストがアップしなければ長期優良住宅の認定は
受けられない。当然に、お金が掛かるなら二の足を踏んで当然であろう。
長期優良住宅の認定基準を見る限り、
輸入住宅(ツーバイフォー工法)の場合には、大きな工事費用を掛けなくても
クリアできそうな見方ができている。
性能面だけでなく、100年経っても飽きの来ないデザインも求められている。
ハード面とソフト面をカバーできる輸入住宅って、やっぱり凄い!
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2009年 02月 18日

K様邸のスタッコラスト(外壁塗り壁材)の塗りサンプルがメーカーより届いた。


35種類位あるカラーより2種類を選んで送ってもらった。
2つ共同じような色に見えるが、若干の濃淡の違いがある。
塗りパターンは「ランダム」。
メーカーでは、希望色の色と塗りパターンに応じていつでも作製してくれるので、
お客様へのプレゼンテーションツールとして大変重宝している。
カラー見本帳の色と実物とでは若干の色違いがあるので、また、塗り加減の
質感を確認していただくためにも、絶対に確認してもらった方が良い。
後々のトラブル予防防止のためにも。
「えっ!こんな色じゃなかったはずなのに・・・」というようなことにならないように。
ついでだから、このスタッコラストという外壁材について説明させていただくと、
1.原料が大理石の砂なので、一度塗ったら塗り替えの必要のない
  メンテナンスフリーの商品。(汚れが目立ち始めたら、専用の塗料でカバーリング
  できる)
2.弾力性に優れているため、ヒビが生じにくい。
3.通気性が良いため、壁内部の湿気を放出してくれる。
  などのメリットがあります。
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2009年 02月 14日

「家造りの本 2009」を見て、とのお客様が突然事務所にいらっしゃった。
掲載されていたA様邸の外観が気に入ってくれたようで、直接出向いて
くれたようだ。ありがとうございます。
初回面談にして、概算価格や資金計画、仕様に至るまで2時間びっしりと
詳しく説明させていただいた。相談といった方が適切かも知れない。
特に資金計画面は大事なので、年収や自己資金などかなり突っ込んだ
話し合いが重要になるし、資金の出せる上限が明確でないと計画倒れに
なってしまう場合があるので、ここは手を抜けない。
相手は素人、こっちはプロ。
解りやすく事細かく説明するのは当たり前であって、お客様のためを思えばこそ、腹を割った話し合いを私は重要視している。
また、こういった話し合いに真剣に耳を貸さないお客様は、最初から私は
相手にする気など無い。時間の無駄というものである。
建築業者と建て主が真剣に腹を割って話し合いしなければ、信頼関係など
生まれるはずがない。
良い家など出来るはずが無い!
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2009年 02月 13日

左官屋さんと大工さんを交えて、K様邸の工事前の事前打ち合せ。
来月に着工する物件だが、時間的な余裕をもって打ち合せを
済ませておきたい。何か問題があれば早めに対応できるし、
職人さん達の意見を聞き入れておきたいということもある。
工事前にあまりストレスを溜めたくはない。


段取りが非常に重要になるので、
構造図を睨みながらの入念なチェックも必要になる。
気心知れた職人さん達とは言えども、こういったコミュニケーションは
非常に重要と心得ている。
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2009年 02月 12日

工事中の車両の出入り、また入居後の車の出入りなどを考慮して、
工事前には側溝蓋の改善を考えなければならない。


現況は写真のようにグレーチングにはなっているが、
段差があるため、車両や人の出入りには至って都合が悪い。
そこで、お客様にはコンクリートの厚い蓋に入れ替えを提案する訳だが、
一般的に費用はお客様負担となっている。
側溝は市の所有だから、市の方で負担してくれるべきといつも思う。
市側からは、住人の方の都合で取り換える訳だからと、当たり前の言い方を
され、「税金を納めてるんだからその位は何とかならないの?」とお客様の
立場で考えれば、そういう言い方が適切だろう。
家を建てるとなると、箱物だけ考えていれば良い訳ではなく、
このように、付帯する工事も結構バカにならない金額となって行く。
ということを、私もお客様も十分に注意しなければならない。
以上で、今日のコメントはジ・エンドです。
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2009年 02月 11日

祭日の今日は、K様と打ち合せ。
雪解けを待って、3月からいよいよ工事に入る。
今日は、スタッコラスト(塗り壁)や屋根瓦、そして設備機器の色決め
の打ち合せが中心。それと照明プランの提出。
打ち合せの際に、色・デザインとかについても、
今の流行りや全体的なデザインコンセプトを良く理解した上で、
アドヴァイスさせていただくようにしている。
おかしいと感じたことには、はっきり意見を述べさせていただく。
あくまでもお客様は素人。プロの立場で意見を言わせていただくのは
当然のこと。後悔させたくはない!
今月末には地鎮祭を行い、工事に入って行く。
お客様にとっての行事内容については、
準備品や段取りなど分らないことが多いので、
事細かく説明して、お客様に不安とストレスをなるべく掛けないように
注意している。
一つ一つ大事に片づけて行くのが私流。
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2009年 02月 07日

K様邸の提案用照明プランが出来上がった。
私がプランニングし、メーカーに作らせたものだ。


照明器具は、日本製だと2〜3社位からセレクトしているが、
ブルースオリジナルの物にも中々良いデザインのものがあるので、
お客様の好みや家のデザイン、内装インテリアに合わせて、
使い分けしながら、一番似合う商品を提案するようにしている。
輸入住宅だからといって、特別なデザインなものを使用している訳でもない。
センスを問われるような選び方やトータル的にちぐはぐにならないように
常に努めている。
あくまでもトータルコーディネートが非常に重要である。
また私は、デザインやコーディネートの提案が大変好きなので、
この商売が性に似合っているんだなといつも思う。
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2009年 02月 05日

3日と4日は東京・横浜出張で留守にした。
ブルースの全国大会の参加とetc.の用件を済ませてきた。
販売価格の見直しや商品ラインナップの見直しなどが中心。
4日午前中には横浜のF社と打ち合せがあり、商材のルートを検討したいと
思っている。
午後はフリーのため、赤レンガ倉庫等で時間を潰す。


ショップやレストラン街と化した倉庫はなかなか洒落ていてかっこイイ。
10年近く住んでいた横浜の街が懐かしく、結構な距離を歩いたかもしれない。
昔よく行った伊勢佐木町のラーメン屋にも行ってみたら、
太り過ぎのために最初見間違えしてしまったマスターの流暢なおしゃべりと
、相変わらずの抜群の味に感激したのだった。
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2009年 01月 31日


いきなりの歯抜けおじさんの写真に驚かれた方も多かろうと思う。
私もそうだった。インターネットのアマゾンでこの本に目が止まった時は。
でもこの本は巷では評判で、去年7月に販売されたにもかかわらず、
もうすでに11刷目に入っている。
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で2006年に放映された、青森の
木村さんというリンゴ農家の苦闘の日々を描いた記録であり、間違いなく
感動する1冊である。
リンゴ栽培というのは、農薬無しでは絶対不可能だと言われ続けてきた。
ところが、この木村さんと言う歯抜けおじさんは、何年も掛けてこの常識を
覆した奇跡の人なのである。最初は変人奇人と騒がれながらも、目的を
達成するその執念と座った根性にはとことん驚かされた。
これこそがプロ根性というヤツだろう!
生活を犠牲にしてまで、絶対にやり遂げようという志は凄い!
成功のきっかけとなったある場面を、思い悩んだ挙句に自殺しようと
入り込んだ山で見つけ出すあたり、フィクションくさいところもあったが、
全般的にはリアリティに富んでいて面白い。
「プロフェッショナル仕事の流儀」は結構見ている方だが、たまたま、
この時の放送は見逃していて、この本を見るまではこのおじさんを
知らなかった。
この無農薬リンゴを食べた人の話によると、味わったことのない「美味しさ」
があるらしい。茂木健一郎曰く、「味の彫刻品」だそうだ。
私も一度食べてみたいが、入手ルートがまだ分らない。
恐らくは、今では大変な売れ行きだろうから、そう簡単に手に入るはずは
ないし、直接電話してみる勇気もない。
もし誰か分る方がいたら教えてください!
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