2008年 11月 18日
2階の床に貼り付ける構造用合板は、15mmのラーチ材である。
止める釘は65ミリを使用する。
固定ピッチは、板端部が150mm、中間部が200mm。
合板の取り付けで重要なのが、一直線にならないように互い違いに貼って
行くことだ。
横方向の力(例えば地震とか台風)に対して強くなるからだ。
板を取り付ける根太材は2×10(ツーバイテン)。
厚さ38mm×深さ235mmの部材だ。
この厚さが2階床の懐になって、この間を電気配線やら排水管などが通る。
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2008年 11月 17日
昨日は、午前中から午後2時までの間に、二組のお客様と打ち合せがあり、
それ以降は家族と過ごす時間に当てた。
家族と出かけた書店で、ある本にふと目が止まった。
それは、まだ記憶に新しい山口県光市の母子殺害事件で、被害者となった、
あの本村さんを取り上げたドキュメンタリータッチの単行本であった。
読んだ感想は、ここ何年間の間に読んだ本の中で、一番面白かった。
面白かったというより、感動した!と言った方がいいかもしれない。
読んで行く内、涙が止まらなくなった。(本であまり泣くことは無いのだが・・・)
何に感動したかと言うと、
「死刑判決への強烈な執着心」と「亡くなった家族への強い愛情」が
ひしひしと伝わって来たからだ。
そう言えば、
今年の4月22日、広島高裁で行われた控訴審判決(死刑)後の本村さんの
記者会見をTVで見たときもすごく感動したっけ。
理路整然とした口調で、亡くした家族への強い思いと、犯人への復讐心を、
毅然とした口調で語る彼の姿には、物凄く強いオーラを感じたのだった。
本村さんが、絶望と怒りの深い海の底から、いかに強く立ち上がって来たのかが、
手に取るように伝わってきて、一気に読み通してしまった。
私にも妻と子があり、自分に置き換えてみても、涙が止まらなかった。
また、ビジネスに置き換えてみても、メンタリティを大いに刺激してくれて、
なお一層のファイトが湧いてきたのも事実である。
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2008年 11月 15日
午前中にお客様をA様邸にご案内。
晴れて良かった、と一安心。
晴れた日に見学いただくと、A様邸は南向きで部屋中明るいから、
大変印象が良くなる。
明日午前中は、酒田のお客様をG様邸にご案内予定。
天気が心配だ。
検討中のお客様に建物を見ていただくには、
何と言っても、実際に建てられたお客様のお宅を見学していただくのが
一番お薦めである。
現実味のある広さと仕様を目の当たりにしていただけるからだ。
「家造りで成功する秘訣は、
お客様が実際に建てられた家を見るのが
一番の方法です。」
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2008年 11月 13日
明日締め切りの雑誌用記事の原稿がなかなかまとまらない。
やはり明日撮影予定の別雑誌の記事用キャッチコピーも、
良い案が浮かばない。実にイライラしている。
気分転換に、
ビル・エバンスの「I WILL SAY GOODBYE]を聞きながら、
ブログを書いている。
*ビル・エバンスとは、今は亡きアメリカのジャズピアニストで
とても聞きやすいジャズを演奏する正統派のミュージシャンである。
このアルバムは晩年の作品で、とってもしんみりとしていて、
秋の夜長にはちょうどいい!
本題に戻るとして、
みんなでワイワイ楽しく週末を過ごす、オープンキッチンの「カフェのような家」
をどういうコピーで表現したらいいのかを、ずっと悩んでいる。
&HOMEなんかを取り出して、盛んに自分の感性を呼び起こそうとしている。
10時からは毎週楽しみにしている「風のガーデン」がTVであるので、
さあ!もう少し気合いを入れて頑張ろう!
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2008年 11月 12日
今日は地平線の山々のどこを見渡しても青一色の空。
雲一つない快晴である。
清々しい(すがすがしい)秋空で実に気持ち良い。
こんなに空が青く見える快晴日は、年に数える程しか無い。
デスクワークでは実にもったいないと思うところだが、
溜まっている仕事を片付けてしまわないとどうも気が落ち着かない。
これは、追い込まれた仕事はしたくないという自身の性分であり、
早め早めに着手して、じっくり考えたいという慎重な気構えもあるから
だと自分では思っている。
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2008年 11月 11日
午前中、ある検討中のお客様をA邸に案内し商談、
午後は、ある雑誌の取材と撮影で、同じくA邸で2時間みっちり打ち合せ。
編集者とカメラマン、そしてコピーライターの方に、
「カフェのような家」のイメージを少しずつ解り易く説明し、
イメージを徐々に作り上げていってもらうことが目的だ。
私の役目はあくまでナビゲーションだから、商品コンセプトを明確に表現して
もられるように、カメラマンとコピーライターの方にきちっと方向性を
伝えなければいけない。そのキャッチコピーが、読んでいる方に欲しいと思わせる
ものかどうかで、ズバリその商品価値が決まると思うからである。
欲求を刺激する言葉こそが
真のキャッチコピーであると思う。
さてこの雑誌、
12月20日頃に本屋さんの店頭に並ぶそうだから、今から楽しみにしている。
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2008年 11月 06日
ツーバイフォー工法の特徴として、
床が出来上がると、そこを作業スペースとして壁を組んで行く。
在来工法の屋根を上げてから床を貼ることと比べたら大きな違いである。
当社では、材料をバラで取り寄せ、現場で組み上げているので、パネル化された
ものより大工さんの手間が掛かる。
パネル化された材料を取り寄せることも可能だが、運搬費が割高になってしまう。
現場に材料を積み上げるにも、バラの方が場所を取らなくて良い。
写真のように、床上で寝かせて組み立てたパネルを起こして壁を垂直に建てて
いく。外周部分の壁を建てた後に、内部の仕切り壁をつないで行く作業へと
進んで行く。
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2008年 10月 30日
ファサードがいま一つ物足りないと感じる時がある。
屋根の形状を変えたり、ポーチ部分で形を整えたり、様々なことが思いつく。
色んなやり方はあるだろうが、サッシ廻りの飾り付けで表情を変えたい場合には、
プラスチック製の飾り雨戸やアイアン花台などが適当なところだろうか。
特に南欧風の外観に仕上げたい場合に、当社でお客様に結構好評なのが、
木製の飾り雨戸。
1×4材を利用して造り、エクステリア用のリボスで塗装仕上げしたものだ。
これだと比較的安くできるし、見た目も悪くない。
実際に開閉はできないが、飾りとしてのアイテムとしてお薦めである。
ヨーロッパ辺りに行くと、よく木製雨戸を見かけるが、そんなイメージに近いと思う。
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2008年 10月 28日
ブルースジャパンの地域連絡会があり、仙台まで高速バスで行ってきた。
高速を使って車で行くよりも、バスの方が料金は安いし、眠っても行ける。
片道2時間20分のバスの旅もいいものだ。
今日の研修テーマは、営業アップ術と使用部材関連の話が中心。
営業的な話は、忘れかけていたことを思い出させてくれるような大変良い話
で、良いタイミングで気持ちを奮い立たせてくれた。
私が思うに、営業は非常にメンタル的な要素が強い。
気持の持ち方次第でアポインントが簡単に取れたり、交渉もうまく行くものだ。
自信がなくなると、たちまち悪い結果として現れる。
それでも、私だって生身の人間だから、365日ハイテンションを保つのは難しい。
気が向かない時は、温泉にでも行ってリラックスした方がまだいい。
こんなことを色々考えながら、帰りのバスではウォークマンに聞き入っていた。
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2008年 10月 26日
完成見学会でたまに聞かれることに、
「輸入住宅ってどういうものかですか?」がある。
まさか箱ごと輸入できるわけはないのだから、
材料を輸入して現地で組み立てるのか、その材料は何か、どういう工法なのか、
恐らくはこういった疑問なのかも知れない。
私も深くは聞かないが、説明としては、以下のように答えるようにしている。
「主に構造材やサッシ、ドア、床材、内装材などを北米より輸入し、日本の暮らしに
適した生活スタイルに合わせた間取りや外観を、北米で生まれたツーバイフォー
工法にて提供しております。優れた外観デザインとインテリアが特徴です。
但し、水廻りの設備機器などはメンテナンス上、日本製を使用することが多いです。」
海外で生産された家全体のパーツを全てバラで取り寄せ、現地で組み立てている
ような感覚をぼんやりとお持ちの方が多いのではないかと思う。
日本向けにアレンジしなければ、そのままでは生活できない部分がいくつかある。
例えば、アメリカでは家の中でも靴のままの生活だし、浴室とトイレが1室になって
いたり、家全体の面積もでかい。
大きな違いがもう一つある。
日本製の家は、工場で製造塗装された部材を組み立てる感覚だが、
アメリカ製は、工場生産された部材を利用して現場で造り、そのものに現場で
塗装する、いわゆるDIY感覚が強いということがある。
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