「とんがった塔屋の中はどうなってるの?」って、よく聞かれるんです。
9月4日のブログでご紹介した外観写真について、「とんがった塔屋部分の中はどうなってるの?」
と言う質問がよくあるので、この際、簡単にご説明致します。
2階寝室になっている天井部分が吹抜けになっていて、採光と解放感を重視した空間
となっています。この位の贅沢があっても何らおかしくは無いコンセプトの建物なんです。
高級感たっぷりのアイアンバラスター
ヴィクトリアン様式の家は吹抜け部分の手擦りが出来上がり、ロートアイアンの
バラスターが綺麗に並びました。ゴージャスですねえ!
R下がり壁との組合せがとても素敵で、Y様も設計段階で絶賛してくれました。
サーキュラー階段と共に段々と出来上がって行く吹抜け部分の見せ場を見ていると、
日に日にその楽しみが倍増して行きます。
これこそがヴィクトリアン様式!
Y様邸の外部足場が今日外れ、ヴィクトリアン様式の外観が姿を現しました。
自分で言うのも何ですが、完璧にできたと思います。
木目調のラップサイディングに青いシングル屋根、そして窓周りの白いモールディングと
軒下に取り付けた装飾ブラケット・・・。本当に溜め息が出そうです。
ヴィクトリアン様式を忠実に再現し、ディテールにもとことんこだわった外観装飾は見事です。
上は道路側から見た外観ですが、ダブルの切妻屋根と妻飾り、そして飾り雨戸もバッチリです。
等間隔で配置された3つの窓も効いてます。
また、玄関を兼ねたカバードポーチは、アーリーアメリカンを感じさせますね。
10月末の完成内覧会が今からとても楽しみです。
施工が超難しいサーキュラー階段
酒田市Y様邸はようやくサーキュラー階段の組立てに取り掛かりました。
これが見せ場の一つなんですが、普通の階段と違って組み立てるのがかなり難しいんです。
一枚一枚がバラの部材をR状に組み立てて行くのは相当の技術が要りますが、
さすがは大工さん、ここまではいとも簡単にやってくれたように感じました。
「これから先が大変なんだよ」と言うように、手擦り子と手擦りバーを取り付けるのが
大変そうです。
出来上がりが楽しみです。
LEDよりも、むしろ白熱灯が似合う家もある
新事務所オープンの際に知人より頂いたステンドグラスの卓上灯は、
暗くなってから点けるとそのあったか味がが良く分ります。
何しろ本人が手造りしたステンドグラスだけに、祝福の思いが倍になって伝わってきます。
本当にありがとうございました。
LEDライトが市場を占めてきた昨今ですが、ほんのりしたあったか味が伝わってくる白熱灯
もまんざら捨てたものではありません。
特にアンティークな家にはこんな照明器具は良く似合いますね。
折角造る家を少しでも立派に見せるには・・・
建物は立派に建てても、外周りのフェンスや植栽等の外構工事が中途半端だったりすると、
折角の建物が見劣りするのはとても残念なことです。
アメリカ住宅の敷地は割とオープンスタイルにする傾向が強いようですが、
大きな樹を植えたり、ちょっとしたデザインフェンスなんかを立てたりすると、
建物が一層立派に見えたりするのは視覚効果というやつですかねえ。
予算が許すなら、外構工事も含めたトータル的な計画を進めることが重要だと思います。
また、時間的余裕がある人なら、入居後に少しずつDIYのガーデニング感覚で作り上げるのも
、一つの楽しみかも知れません。
汚れにくい木目調サイディング
窓周りの白いモールディングも取り付けられ、外壁工事は終盤に入っています。
破風板も外壁と同質のラップサイディングを使用し、他では見られない独自のデザイン
を演出できたと思います。
また、白いサイディングは「オートクリーン」機能が付いた、汚れの付着しにくい特別仕様
となってるので、きっとY様も安心だと思います。
綺麗な木目柄がいつまでも維持できれば良いですね!
本場フランス瓦を彷彿させるS瓦
海の見えるプロヴァンスの家は、三色混合のS瓦が間もなく貼り終えるところです。
シャドーブレンド色が5割を占める配色は、プロヴァンスぽくってとても素敵です。
日本製の三州瓦なんですが、丸い形状が独特で、まるで本場フランス瓦のような
味わいがあります。
瓦で決まると言ってもいい位、プロヴァンスの家にはS瓦が良く似合います。
アメリカンにこだわるなら、このアイテム!
アメリカン住宅の外観デザインを形成する上で、重要なアイテムの一つに
飾り雨戸があります。木で造作する方法もありますが、一番手っ取り早くて簡単
なのがアメリカ製の樹脂シャッターです。
取付が簡単で耐久性も高く、そしてリーズナブル。
写真のように本場アメリカでも、ラップサイディングとシングル屋根との組合せ
が最も多く、スタンダードデザインとして街並みに溶け込んでいます。
(全17色から選べる豊富なカラーも魅力です)
当社商品「ジョージア」でも推奨部材としてお客様にお奨めしております。
選択できるカラーも豊富なので、一つの建物で色んな外観デザインを選択できる
楽しみが広がります。
お気軽にご相談下さい。
Y様がぞっこんだったアメリカンな妻飾り
二日前にブログに書いた妻飾りについてもう少し説明を付け加えさせていただきくと、
写真を見てお分りの通り、デザインがかなり凝っていて価格もそれなりです。
アメリカ・ファイポン社の商品で、輸入住宅の雑誌を見ると、施工例で使用されていることが
たまにあります。
(*写真はまだ未塗装なので、接着剤の跡が茶色く見えます。)
ついでに、今回は破風板に外壁材と同じ木目調のサイディングを採用しました。
外壁の木目調と一体となったデザインが素敵だと思いませんか?