2008年 10月 23日
今日、あるお客様より、べた基礎の下にも防湿シートは必要なんですか?
という質問を受けた。
答えは、
べた基礎の床部分の厚さが6センチ以上あれば必要なし、と言うのが
一般的です。ところが、ブルースの床は16センチだが、それでも防湿シート
は標準で敷いている。
防湿シートはそもそも、地中から上がってくる湿気をシャットアウトするためのものだ。
布基礎ならともかく、べた基礎でも底板の厚さが薄い場合には、湿気が上がってくる
可能性はある。コンクリート板の小さい気泡とかを完全に無くすることは難しいからだ。
しかし、16センチもあれば、まずは大丈夫だろうと思える。
左官屋さんも16センチもあれば大丈夫とは言うものの、
万全を期して、防湿シートを施工している。
防湿シートを施工しないなら材料費と手間が省けるから、彼らの言うことも良く解る。
何度も言うが、
当社では、見えなくなってしまうところこそ大事という強い信念を持って仕事に臨んでいる。
ついでだが、
写真の縦横に掘ってある窪みは何かお解りですか?
これは地中梁工法の特徴で、通常のべた基礎はフラットだが、地中梁の場合、
床コンクリートの下に梁が付いていると思ってもらえばいいと思う。
フラットよりは断然強いのがご理解いただけるはず。
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