屋根用の遮熱シートを今回初めて使ってみた。
その名を「遮熱ルーフエアテックス」と言い、日本のフクビ化学工業の製品だ。

分りやすく言えば、表面にアルミのフィルムを貼り付けたもので、
太陽熱を反射し、屋根の野地板裏面温度が６～８℃下がるという。
つまりは、小屋裏温度が下がり、室内温度も下がるので、夏のむっとした
暑さを和らげてくれる。逆に冬は室内暖房を逃がさない。
ツーバイフォーの持つ高断熱性能をさらにアップできる優れ物と断言できる。
屋根に貼る訳だから、従来のアスファルトルーフィングような防水性はもちろん、
さらには、湿気を逃がしてくれる透湿性も持ち合わせている。
材料費は多少高くなるが、住宅性能を高める点においては大変魅力ある建材
と言えるし、時代に即した建材とも言える。
メーカーによると、需要も加速しているらしい。



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