胃カメラ検査

GASTROSCOPE


経鼻内視鏡の利点と欠点
利 点  嘔吐反射が少ない 検査中に会話ができる
欠 点  鼻腔が狭いと鼻出血や痛みがあり挿入できないこともある

検査の流れ(鼻からの胃カメラ)

STEP

01

検査前日

21時以降は固形物の摂取は禁止です。お茶や水の摂取は21時以降でも構いません。


検査当日

STEP

02

前処置
消泡剤を飲みます

胃の中をきれいにするために、消泡剤(白い液体の薬)を飲みます。

※これは口からの胃内視鏡検査の場合も同じです。 ※前処置の方法は病院によって異なります。あらかじめ、看護師さんなどにご確認ください。


STEP

03

前処置
鼻腔に局所血管収縮材をスプレーします

イラスト1

鼻腔粘膜の血管を収縮させます。出血しにくくするだけでなく、鼻のとおりもよくするために行います。
スプレーは風がシュッと入るような感じで、ほとんど痛みはありません。

※これは口からの胃内視鏡検査の場合も同じです。 ※前処置の方法は病院によって異なります。あらかじめ、看護師さんなどにご確認ください。


STEP

04

前処置
鼻腔に麻酔薬を注入、局所麻酔を行います

イラスト2

麻酔法は、小さな注射器型の注入器で流し込むタイプとスプレー式のタイプがあり、病院によって異なります。
局所麻酔ですから眠くなりません。

※前処置の方法は病院によって異なります。あらかじめ、看護師などにご確認ください。


STEP

05

前処置
麻酔薬を塗ったチューブを挿入します

イラスト3

細かくて柔らかいチューブにゼリー状の麻酔薬を塗り、鼻腔に挿入します。鼻腔の痛みが抑えられ、内視鏡の通過がスムーズになります。
内視鏡と同じ太さのチューブを使うことが多く、この段階で、実際の内視鏡の挿入感をイメージしていただけます。

※前処置の方法は病院によって異なります。あらかじめ、看護師などにご確認ください。


STEP

06

挿入
鼻からゆっくり内視鏡を挿入します

イラスト4

前処置を行った側の鼻へ内視鏡を挿入します。


STEP

07

観察
胃の中を観察します

イラスト5

食道、胃、十二指腸の順に観察していきます。検査は5-10分程度で終了します。


STEP

08

検査が終わったら

約30分~60分で水も飲めますし、食事もできます。原則として眠くなる麻酔を注射しないので、すぐに帰宅できます。車の運転もできます。