由良温泉 ホテル 八乙女

絶景の庄内浜に佇む 海辺のホテル

　ホテル八乙女がある由良海岸は東北の江の島と呼ばれる白山島を抱え、四季折々に美しい自然を楽しめる庄内随一の景勝地。四季を通じて楽しめる由良海岸であるがこの時期多いのが海水浴や砂浜でのキャンプ。海水浴場のすぐそば、白岩付近の砂浜はキャンプ場として整備され、駐車場やトイレも完備されており、家族や友達同士で気軽に利用されているようだ。また、由良海岸のシンボル白山島は、海岸から橋を渡り１５０�Eの所にある。島の白山神社は安土、桃山時代に加賀の国白山権現を安置したのが起源と伝えられる由緒ある神社のようである。また遊歩道も整備され、島をぐるっと１周でき、日本海や庄内浜の自然のパノラマが堪能できる。
　またこの地は出羽三山の開祖、蜂子皇子上陸の地として伝えられている。その昔、今から1、４００年前、戦争で父・崇峻天皇を打たれた蜂子皇子が追っ手を逃れ、海路流浪の果てに由良沖を漂流しているとき、岩の上から８人の乙女が笛を吹き、皇子を招き入れ、その後３本足の鳥に導かれ羽黒山に赴いたという伝説だ。ホテル八乙女の各部屋にはそのときの乙女をイメージした八乙女の像が展示してあるので注意してご覧になってみてはいかが。きっと1、４００年前の神々の不思議な伝説の薫りを感じ取ることができるだろう。
　日本海の庄内沖は寒流と暖流がぶつかりあう海域で、様々な海の幸にも恵まれている。庄内でも有数の漁港である由良港には、今の季節は毎日新鮮な海の幸が揚がる。そしてこの時季お薦めの幸が、すぐ目の前でとれる天然の岩牡蠣。夏の今がちょうど、産卵期の牡蠣は、プリプリで濃厚な味は夏限定の美味しさ。八乙女ではレモンだけでなく、もみじおろしやシソなども添え、見た目の美しさも重視。捕れたての美味しさを味わってみてはいかがだろう。
　

　ホテル八乙女の玄関を入るとすぐ目の前には大きなガラスの窓の広いロビーが広がっている。大きな窓からは美しい庄内浜と白岩、白山島が見え、普段国道から見てる風景とのあまりの違いに感動すらおぼえる。早速お部屋を拝見。全室オーシャンビューの部屋からも見事な白山島と地球の大きさがわかるような大きな日本海の海原が見事に見える。この景色を見れるだけで此処に来た甲斐があるようである。

DATA

由良温泉 ホテル 八乙女
〒999-7464
山形県鶴岡市由良3丁目16-31
�ｴ0235・73・3811
http://www.yaotome.co.jp