立春朝搾り

「立春朝搾り」その前に…

2月3日は「節分」。

「節分」といえばこの日。

 

「柊鰯」のために鰯を美味しく食べて、

「長兄」が豆を撒く。

「福は〜内ぃ〜」と、

恥ずかしながら大きな声で店中に豆を撒くのが恒例。

 

そして、

2月4日「立春」。

春とは名ばかりに、

全くもってここ鶴岡は冬景色。

 

まだ遠い春を待ちながら雪掻きに勤しみます。

 

さて、その「立春」の早朝に搾った新酒を、

地元の神社にて御祈祷を受けリリースされる、

新しき春を迎えるためのお祝いの酒が「立春朝搾り」。

詳しくは「日本名門酒会」ご参照ください!

 

3日「節分」の仕事終わりに店内各所に豆を撒き福を呼び、

4日「立春」の早朝に「立春朝搾り」のお手伝いに行く。

というのが一連行事でした。

 

新型コロナウイルスの感染拡大により、

蔵元側も多くの人を呼ぶことができず、

敢え無く今年も「立春朝搾り」のお手伝いには参加できず、

この良き日を寿ぐお酒をお店で待つのみ。

 

しかも、

「マンボ〜」で自粛の今日は販売することもできず、

じっとこの状況が良くなることを祈るのみ…

 

来年こそは、「立春朝ご飯」を食べたいぞ!!!

 

しかしながら、しっかりと試飲タイム!

はじめ香り穏やか、柑橘系シトラスの香りと、少しオレンジ。

ピリッという新酒の微発泡なガス感と程よい麹のニュアンスが

スイスイス〜な飲み口であっという間の一本♪

 

豆で邪気を追払い福を内に招き、新酒で春を迎える。

なんて素晴らしい二日間だろう。

「鰯」をつまみに、「豆」をつまみに、

そして「立春」を口実に一献愉しむ。

 

そろそろコロナという邪鬼にも「節分」せねば!

りょ。

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