立春朝搾り
2022年2月4日 10:22 PM
「立春朝搾り」その前に…
2月3日は「節分」。
「節分」といえばこの日。
「柊鰯」のために鰯を美味しく食べて、
「長兄」が豆を撒く。
「福は〜内ぃ〜」と、
恥ずかしながら大きな声で店中に豆を撒くのが恒例。
そして、
2月4日「立春」。
春とは名ばかりに、
全くもってここ鶴岡は冬景色。
まだ遠い春を待ちながら雪掻きに勤しみます。
さて、その「立春」の早朝に搾った新酒を、
地元の神社にて御祈祷を受けリリースされる、
新しき春を迎えるためのお祝いの酒が「立春朝搾り」。
詳しくは「日本名門酒会」ご参照ください!
3日「節分」の仕事終わりに店内各所に豆を撒き福を呼び、
4日「立春」の早朝に「立春朝搾り」のお手伝いに行く。
というのが一連行事でした。
新型コロナウイルスの感染拡大により、
蔵元側も多くの人を呼ぶことができず、
敢え無く今年も「立春朝搾り」のお手伝いには参加できず、
この良き日を寿ぐお酒をお店で待つのみ。
しかも、
「マンボ〜」で自粛の今日は販売することもできず、
じっとこの状況が良くなることを祈るのみ…
来年こそは、「立春朝ご飯」を食べたいぞ!!!
しかしながら、しっかりと試飲タイム!
はじめ香り穏やか、柑橘系シトラスの香りと、少しオレンジ。
ピリッという新酒の微発泡なガス感と程よい麹のニュアンスが
スイスイス〜な飲み口であっという間の一本♪
豆で邪気を追払い福を内に招き、新酒で春を迎える。
なんて素晴らしい二日間だろう。
「鰯」をつまみに、「豆」をつまみに、
そして「立春」を口実に一献愉しむ。
そろそろコロナという邪鬼にも「節分」せねば!
りょ。