第2回もぐもぐテロワール
2022年4月11日 9:34 PM
いや〜暖かいですね〜。
高気圧の張り出しで、
一気に春が全開です。
昨日の鶴岡公園はまだ蕾でしたが、
本日(4/11)開花が宣言されました。
(4/10日曜日のサクラ〜。)
今夜は夜桜でも見に行こうかな〜っと。
さて、先日のこと。
「第2回 もぐもぐテロワール」
というランチ会を開催しました。
(参加費無料なんですよ!!(◎_◎;) …
無料の替わりに情報発信せよ!ということですかね)
(一社)スマート・テロワール協会さん、
(株)アイディアe-towns編集室さん、
エシカル・テロワール さんが共催で企画運営する、
日本全国に広がるスマート・テロワールについて知る、
勉強会&ランチ交流会です。
まずは、スマート・テロワールとはなんぞや?ですよね。
スマート・テロワールはとは、
カルビー株式会社の創業者である故松尾雅彦氏の著した
「スマート・テロワール 農村消滅論からの大転換」
(学芸出版社)において提唱された概念です。
スマート=賢明な、インテリジェントなという意味。
テロワール=土地を意味するフランス語から派生した言葉。
作物等におけるその土地ならではの生育環境、生活環境という意味。
スマート・テロワール=住民の知の連携が織りなす
固有の美しさと豊かさにあふれる農村
ということだそうです。
ちょっと難しいですね~。
鶴岡市を中心とする庄内地域において、
これまでの市場経済に依存してきた農村地域の構造を変革し、
農村が抱える多様な課題を解決し、
地域経済の発展と自立に寄与するとともに、
庄内地域に食と農に関する経済を循環させる仕組み(庄内自給圏)として、
スマート・テロワール構想の実現を目指すことを目的として、
庄内スマート・テロワール構築協議会が設立されました。
山形大学農学部とも連携しており、
農水省で取り上げられているこの辺↓がわかりやすいかも。
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2109/univ02.html
その目的達成のための事業の一つ、
「スマート・テロワール構想を周知するための情報発信に関する事業」
に我々がスマート・テロワール食材を使って料理を提供する。
というのが、今回の趣旨です。
要は「みんなでがんばろ~」てなことかな?
さて、
当日使用させていただいたスマート・テロワール食材は、
「白金豚 プラチナポーク」。
(岩手県花巻市)高源精麦株式会社さんの提供。
白金豚の品種は、「LWB」と呼ばれる、三種の血統の混じった豚。
母親 ランドレースと大ヨークシャーの混血種(「LWと表記」)
×
父親 バークシャー(「B」と表記)
筋繊維がとてもきめ細かく、脂の乗りが特徴です。
食味としては、肉質やわらか、肉味まろやかな仕上がり。
餌は地元産とうもろこしを積極使用。
高源精麦では非遺伝子組み替えのとうもろこしを使い続けて今に至ります。
しかしながら、非遺伝子組み替えのとうもろこしが、
いつまで調達できるかは不透明な状況。
それは世界的な潮流となっています。
このような状況に対して私たちにできることは何かないかと考え、
高源精麦は岩手県内の農家さんと協力し、
日本で初めて子実とうもろこしで豚を育てる取り組みを始めました。
子実とうもろこしとは、飼料用とうもろこしを畑で完熟させて、
子実だけを収穫・乾燥したもので、安全で安心な国産飼料用とうもろこしです。
100%国産を目指すには道のりは遠いですが、
食の安全への責任ある立場として、
できることから着実に歩みを進めているところです。
とHPより抜粋。
じつに素晴らしい食材〜。
白金豚の美味しい食べ方
・スライス肉はまずは塩だけで、ぜひ素材の旨味を感じてください。
・しゃぶしゃぶにする時は鍋には出汁ではなく、
日本酒を5パーセントだけ入れてみて下さい。
・網焼きでは、せっかくの脂身が落ちてしまいますので、
鉄板やフライパンで焼かれることをお勧めします。
・お肉を包装から出したあと約15分ほど空気に当て常温に戻してから調理すると、
より美味しくお召し上がりいただけます。
HPを忠実に守りながら調理しました。
(メニュー。)
(このスープは前回のもぐもぐテロワール開催場所
「キッチンFutaba」さんのメニューを模倣しました。 )
(立塩にさっと漬けた旬のうるいと庄内菜花を巻き巻き)
(低温でロゼ色に、脂も美味しく香ばしく)
いかがだったのかな?〜と。
スマート・テロワールを周知するしっかりとした勉強会と、
参加者個人のスマート・テロワールへの取り組みや考え方、
スマート・テロワールを通じて、これからの鶴岡・庄内のあるべき姿など、
皆さんで発表されておりました。
ランチ会の様子はe-towns 5月号をご参照ください!
以上です。
ふ~ 長かった。
りょ。