昭和22年設立の鶴岡地区医師会は、地域住民に向けた事業として昭和59年の荘内地区健康管理センターの開設に始まり、近年は在宅サービスセンター(訪問看護、訪問リハビリテーション、訪問入浴)、湯田川温泉リハビリテーション病院、介護老人保健施設「みずばしょう」、ケアプランセンター「ふきのとう」、地域包括支援センター「つくし」など、超高齢社会を見据えた数多くの施設を開設・運営しております。
また、令和2年からの新型コロナウイルス対策では、発熱外来の診療はもとよりワクチン接種をはじめ検査体制の整備、自宅・宿泊療養者に対する健康観察など行政や関係機関と連携を密にし、可能な限りの対応をしてまいりました。
一方で、地域電子カルテの草分けである「Net4U」の導入、電子化した地域連携パスの運用、在宅緩和ケア普及のための活動(庄内プロジェクト)、地域医療連携室「ほたる」の運用など、ICTを活用しながら多職種連携を基盤とした地域の医療・介護の質向上を目指した多くの活動も行っています。
今後とも、鶴岡地区医師会は、行政や他の医療・介護施設などとも緊密に連携しながら、地域住民の健康を守り、すべての皆さまが健やかに生活できるよう努力していく所存です。
一般社団法人 鶴岡地区医師会 会 長
福 原 晶 子