基本理念
障害があっても
人間としての尊厳をもって生きることを支援する
リハビリテーション医療・介護を目指します。
院 長
茂木 紹良
鶴岡協立リハビリテーション病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当院は医療生活協同組合やまがたの医療施設の中の「リハビリテーション医療」を担っており、主に脳卒中の回復期の障害と、高齢者の骨粗鬆症を基礎として起こる障害および神経疾患による障害のリハビリテーションを行っております。
脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)、廃用症候群リハビリテーション(Ⅰ)、運動器リハビリテーション(Ⅰ)の認定と、回復期リハビリテーション病棟を取得しており、リハビリテーションに総合的に対応できる病院です。
障害の3つのモデル(脳卒中モデル、廃用モデル、認知症モデル)への対応と4つの巨人(不動、不安定、失禁、知的障害)と2つの課題(嚥下障害と栄養障害)にチーム医療として前進させるための取り組みを強化しております。特に摂食嚥下障害の診断・治療を強化しており、庄内一円での取り組みを行っております。
当院の理念・基本方針の実現には、医療の質や内容、体制等を充実させ、また多くの方々との連携も強化しなければならないと考えております。皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。
診療科
リハビリテーション科 / 内科 / 神経内科
病床数
156床 (回復期リハビリテーション病棟 104床 / 療養病棟 52床)
学会の認定・承認基準など
日本リハビリテーション医学会研修施設
脳血管疾患等リハビリテーション科 Ⅰ 運動器リハビリテーション科 Ⅰ 廃用症候群リハビリテーション料Ⅰ
庄内南部及び酒田地区地域連携パス協議会参加病院(脳卒中パス、大腿骨近位部骨折術後パス)
山形県庄内高次脳機能障がい者支援センター併設
介護事業
訪問リハビリテーション / 介護予防訪問リハビリテーション / 通所リハビリテーション / 介護予防通所リハビリテーション / 小規模多機能
特徴やお知らせなど
医療生協における当院の役割は、急性期病院と連携した回復期リハビリテーション、地域の医療機関・施設と連携した生活期のリハビリテーションを行うことです。そのため回復期リハビリテーション病棟、療養病棟、外来、通所・訪問リハビリ・小規模多機能施設を運営しています。脳卒中と大腿骨近位部骨折については、荘内病院・日本海総合病院と地域連携パスを実施しております。退院後の生活を含めた切れ目のないリハビリテーションを行い、患者様・利用者様が、家庭や地域で生き生きと健康な生活が再びできるように復職、希望する活動・参加や自動車運転の再開をリハビリチーム一丸となって支援しております。高齢社会におけるリハビリテーションの課題として、長年、老年症候群の予防、改善に取り組んでおります。具体的には寝たきり予防、不安定で転倒しない、排泄・認知機能の改善、リハビリに必要な栄養療法、障がいの予後を左右する嚥下障害・誤嚥予防等の取り組みです。県の委託を受けた高次脳機能障がい者支援センターを併設、リハビリ支援ロボットの導入を推進しております。
リハビリテーションとは
患者さんにとって病棟生活すべてがリハビリである以上、医療スタッフはすべてリハビリスタッフであるという考え方です。自宅へ帰るために、社会へ帰るために、日常生活動作訓練をはじめ復職や復学に向けた訓練も行っています。理学療法士や作業療法士、言語聴覚士、リハビリ認定看護師、歯科衛生士、管理栄養士等が運動、精神、認知、摂食・栄養、コミュニケーションなど様々な角度からリハビリテーションが提供できる体制を整えています。